【はじめに】船好きなら必ず受験したい!「ふねの文化検定」とは?
みなさん、はじめまして!
このブログでは「船の文化検定」、通称「ふね検」に出題される問題について、ふね検上級合格者の筆者が分かりやすく解説します。
船博士の称号が欲しい方、船の知識力を試したい方、誰でも受験できます!このブログを読んでこの検定に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
1 ふね検の目的とは
”「船の文化検定」は、我が国の国民生活と歴史歴にも長く、深い関わりをもつ「船」をテーマに、船に関する知識の探求はもとより、広く海事思想や海洋レジャーの健全な普及発展を願って創設されたものです。”(船の文化検定試験問題集より抜粋)
つまり、四方を海に囲まれている日本に住んでいる我々は、海の恩恵をめっちゃ受けているよね!その海に欠かせないのが船だよね!だからもっと船の事を知ろうよ!っていうことですね。
2 どんな問題が出題されるの?
試験問題は以下の5つのジャンルから出題されます。4択のマーク式で、記述問題はありません。
- 船の歴史
- 船の文化
- 船の仕組み
- 船の運航
- 船の遊び
それぞれ10問ずつ計50問出題されます。試験時間は1時間なので、1問にかけられる時間は平均1.2分となります。熟考しすぎると見直しをする前に時間切れになってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
3 合格基準は?
試験問題は、初級問題、中・上級問題の2種類です。初級に合格した方のみ中・上級試験の受験が認められ、正解率によって中・上級それぞれの合格が決まります。
初級:正解率70%以上
中級:正解率80%以上
上級:正解率90%以上
上級に合格するためには、誤答数を5問までに抑える必要がります。
一方初級は35問以上で合格、つまり15問の誤答まで許されるので、難易度は正直言ってそこまで高くありません。
4 いつ・どこで受験できるの?
ふね検は1年に1回実施されます。例年11月の第2日曜日に行われており、第18回目となる2021年度の検定は11月14日(日)開催予定です。
試験会場は以下のとおりとなっております。比較的多くの都市で実施されるので、地方の方でも受験しやすいですね!
小樽市、函館市、宮古市、秋田市、土浦市、東京都、横浜市、柏崎市、常滑市、津市、福井県おおい町、神戸市、西宮市、松山市、広島市、福岡市、唐津市、長崎市、津久見市、糸満市
※各都市の試験会場は、
でご確認ください。
余談ですが、筆者の受験地は初級・中上級ともに横浜市だったのですが、会場は山下公園に係留されている氷川丸の船内の一般人が入ることができない特別室だったので、普段は見ることができない氷川丸の船内を見学でき、非常に貴重な体験ができました。なお、氷川丸の入場料も無料だったので試験終了後は船内を見学することもできました。
5 受験資格は?
ふね検は誰でも受験することができます!また、問題文の漢字には全てふりがなが振ってあるため、難しい漢字が読めない小中学生でも受験することができます。実際に、筆者が中・上級試験を受験していた際、前方の席に小学校低学年の子が大人に混じって受験していました。将来は船乗りさんですかね?
まとめ
さて、今回はふね検の概要について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
試験が行われるのは11月なので、今から少しずつ勉強すれば余裕で間に合います!ふねの文化検定を受験することで、いつもは何気なく見ている船や港に関して、色々な事を再発見できるようになりますよ!