ふね雑学ブログ

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【潜水艦に関する雑学特集】その3 海底2万マイルに登場する一角を持つ潜水艦〈ノーティラス〉

海洋冒険SF小説で一番有名な潜水艦といえば、「海底2万マイル」に登場する潜水艦〈ノーティラス〉号ではないでしょうか。

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ノーチラス号 - 『神秘の島』の挿絵より

海底2万マイルの物語

海底2万マイルの物語を要約すると、海洋生物学者のアロナックス博士が、頻発する謎の船舶襲撃事件を調査しているところ、博士の調査船も襲われてしまう。襲ったのは船首に強靭な角を備えた潜水艦〈ノーティラス〉号だった。それから、博士と助手ら3人は〈ノーティラス〉号に乗り込み、謎の経歴をもつモネ船長とともに世界を駆け巡って様々な冒険を繰り広げる、というものです。

小説「海底二万里

元祖「海底二万里」(原題:Vingt mille lieues sous les mers)は、フランス人小説家ジュール・ヴェルヌによって書かれ、1870年に発表されました。彼はサイエンス・フィクションの開祖として有名で、SFの父とも呼ばれています。

日本で最初に翻訳されたのは1956-57年の岩波少年文庫で、その後「海底二万海里」「海底2万マイル」など少し異なるタイトルのものも含め、何種類もの邦訳版が出ています。

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ジュール・ヴェルヌ

ディズニー版「海底2万マイル」

「海底2万マイル」は映画化も複数回行われており、1954年航海のディズニー版(主演:カーク・ダグラス)が最も有名です。また、東京ディズニーシーのミステリアスアイランドにも同名の大人気アトラクションがあります。

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