【潜水艦に関する雑学特集】その1潜水艦ってどうやって浮き沈みしているの?
先日、海上自衛隊潜水艦部隊のホームページが開設されたニュースをご紹介しました!とても素晴らしい写真が盛り沢山なので、ぜひ一度ご覧ください。
funeken-taisaku.hatenablog.com
ということで、今回から3回に渡って潜水艦に関する雑学をご紹介したいと思います!
潜水艦が浮き沈みする仕組み
そもそも、鉄の塊でできたような潜水艦が、自在に沈んだり浮いたりできるのはなぜでしょう。その原理は、艇体に海水を入れたり出したりして、その重量を変えて浮力を調整する、というものです。そのためのシステムとして、海水の出し入れを行う、「バラストタンク」と、空気を高圧で圧縮して蓄えておく「気蓄器」があります。
潜航するときはバラストタンクに海水を入れると、艦の重量が浮力より大きくなって沈みます。逆に浮上するときは気蓄器の空気をバラストタンクに注入して海水を排水し、艦の重量をかるくします。
このほかに水中での姿勢制御用として「トリムタンク」があります。これは文字通りトリム(艦の前後の傾き)調整用で、艦隊前後に2ヶ所設置され、注水して前後の浮力比を操作します。
このブログに関してご質問やご意見がある方はお気軽にコメントください!
【関連記事】
funeken-taisaku.hatenablog.com